◆◆◆  鞘分析機能の解説 ◆◆◆
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1 起動画面(版確認)
2 鞘取り用銘柄選択メニューへの切り替え
3 .1 異銘柄さや分析(銘柄選択)
.2 異銘柄さや分析(ブロック&さや型)
.3 異銘柄さや分析(さやチャート)
.4 異銘柄さや分析(指標選択)
.5 異銘柄さや分析(指標描画)
4 .1 同銘柄の限月間さや分析(銘柄選択)
.2 同銘柄の限月間さや分析(さやブロック)
.3 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)@
.4 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)A
.5 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)B
5 .1 その他機能#1(棒グラフ表示)
.2 その他機能#2(始値の鞘表示)
.3 その他機能#3(鞘のローソク足表示)
.4 その他機能#4(対象銘柄のチャート表示切替)
6 .1 一代棒(銘柄選択)
.2 一代棒(描画)







1 起動画面(版確認)

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 エッジトレーダーを起動しますと、まず最初に下記の初期選択メニューがポップアップしますので、まずお使いのエッジトレーダーがEdgeTrader For Spread(ベシック+鞘取り)であるかどうかを上部のバーで確認して下さい。正しくEdgeTrader For Spread(ベシック+鞘取り)がインストールされている場合、下記の図のように、最後に「(Spread)」という表示がされています。
 それが「(Basic)」となっている場合は、EdgeTrader For Spread(ベシック+鞘取り)ではなく、通常の分析機能を持つEdgeTrader For F&F(ベシック)ですので、ご注意下さい。
 その確認が終わりましたら、まずは「銘柄選択」を押してみて下さい

 次に銘柄の価格差を分析するのか(差分析)、あるいは価格比率を分析するのか(比分析)を選択します(通常は「差分析」になります。金と銀の比率を見たいとき等のみ、比分析を用います)。
 差分析を選択すると、次は銘柄間の価格倍率を選択します。ここでは灯油とガソリンにしましたので、「差分析」を選択し、倍率を1:1に設定しましたが、同じ差分析でも例えばTOPIXと日経平均の場合倍率は10:1になりますし、金と白金の場合1:2になります(両者が同じ変動になるように設定する。異銘柄分析のサヤ倍率設定は、相関係数が高くなるようにする必要あり)。
 これでOKであれば「OK」ボタンを押して、次に進んで下さい。



2 鞘取り用銘柄選択メニューへの切り替え

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 「銘柄選択」を押しますと、このような画面が左側から飛び出します。この画面で基本分析(ベーシック)と、鞘取り分析(さや取り)、および一代棒の銘柄選択を切り替えます

 最初はこのように通常の分析手法(ベーシック)の銘柄選択が表示されていますので、鞘取り分析を行う場合は、上部のタブから緑色の「さや取り」を選択して、鞘取り用の銘柄選択に切り替えて下さい。

*この画面に表示されているその他の項目については、メニューのヘルプや、HPの解説、およびデモをご覧下さい。



3-1 異銘柄さや分析(銘柄選択)

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 鞘取り用の銘柄選択画面が現れましたので、これからサヤ分析を行う銘柄の選択を行っていきます。
その前に、同じ銘柄の限月間のサヤを分析するのか、それとも異なる銘柄の間のサヤを分析するのかを選択する必要がありますので、一番上の「さや設定」で、いずれかの分析を選択して下さい。
 ここではまず異銘柄のサヤ分析の例をご紹介します。(同銘柄のサヤ分析例は後述)

 異銘柄分析にチェックを入れると、次は銘柄の選択になります。異銘柄分析では、第一銘柄から第二銘柄の値を引いて、サヤを求めますので、第一銘柄、第二銘柄の順に下方の銘柄ボックスの中から2銘柄を選択していきます。(銘柄選択の方法は、銘柄名を選んで、クリックするだけです)

 一旦選択した銘柄を取り消したい場合、選択銘柄ボックスの右に小さな「×」マークがありますので、これを押して選択を取り消し、再度別な銘柄を選択して下さい。
あるいは続けて別な銘柄をクリックしていきますと、再度第一銘柄から第二銘柄へと選択されます。
 次に銘柄の価格差を分析するのか(差分析)、あるいは価格比率を分析するのか(比分析)を選択します(通常は「差分析」になります。金と銀の比率を見たいとき等のみ、比分析を用います)。
 差分析を選択すると、次は銘柄間の価格倍率を選択します。ここでは灯油とガソリンにしましたので、「差分析」を選択し、倍率を1:1に設定しましたが、同じ差分析でも例えばTOPIXと日経平均の場合倍率は10:1になりますし、金と白金の場合1:2になります(両者が同じ変動になるように設定する。異銘柄分析のサヤ倍率設定は、相関係数が高くなるようにする必要あり)。
 これでOKであれば「OK」ボタンを押して、次に進んで下さい。



3-2 異銘柄さや分析(ブロック&さや型)

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 OKボタンを押すと、この画面が現れます。これはさやブロックと呼ばれるもので、上に第一銘柄、左に第二銘柄の限月ごとの価格が表示されています。
ブロックの中の数字が何を示しているのかは、色分けでわかるようにしてありますので、右下の色の説明を参照下さい。(緑=さや、オレンジ=さやの前日比、ピンク=さやの過去最大値、水色=さやの過去最低値)「最大最小表示」のチェックを外すと、最大最小を表示しません。
 マウスで赤枠を移動させてみて下さい。これにより、異銘柄のどの限月間のサヤ分析を行うかを指定できます。
 異銘柄における限月間の鞘を描く場合は、ここで「OK」を押します。
 過去の全体的な鞘の動きを見たい方は「つなぎ鞘」を押して下さい。そうしますと、新甫発会ごとにつないだ先限つなぎ足ベースの鞘チャートが描かれます。
 下方にある「鞘型チャート」は、当日の各限月の価格位置を横並びにグラフ表示したもので、これにより鞘の型がビジュアルにわかります。現在赤枠で選択している限月の位置が、チャート上に破線で示されています。
 両方の銘柄を表示して比較するため、チャートの右には軸目盛り設定ボタンがついています。銘柄の倍率が1:1なら「同軸」を、倍率を変更しているものは、「倍率反映」を押して下さい。「別軸同時」は、軸を合わせずに、画面サイズ一杯に合わせて描くものです。
 下方のスクロールバーを動かすと、当日だけでなく、過去の鞘の型がスライドのように見られますので、これまでどのような推移をしてきたかが一目でわかります。



3-3 異銘柄さや分析(さやチャート)

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 これが、「つなぎ鞘」や、限月を赤枠で選択して「OK」を押した後に表示されるチャートです。
 右上のチャートに描かれているのは、それぞれの銘柄の値動きを、終値ベースで折れ線グラフにして描いたものです。第一銘柄、第二銘柄の区別がつくように、色分けして表示してあります。上部に銘柄名も表示されています。
 右下のチャートが、鞘を描いたチャートです。つまり第一銘柄から第二銘柄の価格を倍率に従って差し引いた値の推移です。
 これ以上、この異銘柄の分析を行わない方は、左の鞘ブロックを閉じて頂いても構いません。そうしますと、鞘チャートが最大画面表示されます。(再度ブロックを見たい場合は、上部ツールバーの「鞘ブロック」を押して頂くことで、再表示されます)



3-4 異銘柄さや分析(指標選択)

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 さやチャートに指標を適用して分析を行うには、画面に右側にある「指標設定」のタブをクリックして、指標選択ページ(左の画面)を呼び出します。
この部分の操作法は、ベーシック版と全く同じですので、詳細はヘルプ、あるいはHPの解説、デモをご覧になって下さい

 「ローソク足と同領域」には、主にローソク足と重ね描きすることを目的として開発された指標類が表示されます。
 「ローソク足と別領域」には、ローソク足と重ね描きすることが少ない、トレンドインデックス(トレンドの方向を−1から+1の間の数値で示す指数)や各種の指数が表示されます。
 「カギ足」には、各種のカギ足が表示されます。

 今回の描画例では、「ローソク足と同領域」から「2:スイングHL」と「13:ボリンジャーバンド」を選択し、「ローソク足と別領域」から「5:スイングHLトレンドIndex1」と「21:ストキャスティックS・K&D」を選択しています。これらの指標を選択して描いたチャートが次のページのチャートです。



3-5 異銘柄さや分析(指標描画)

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 前述の説明にありますように、ベーシック版に装備されているチャート分析機能を、そのままサヤチャートに適用できますので、これまで存在していたサヤ取り専用ソフトと比較して、格段に分析機能が向上しています。
 例えば、上記の例で見ますと、スイングHLをサヤのトレンドの認識として用いてみると、明らかにサヤの動きにトレンドがあることがわかります。そこでスイングHLトレンドインデックス(−1がダウントレンド、0が保合い、+1がアップトレンドを示す)を参考に、そのトレンドに沿った方向の売買を、ストキャスティックのクロスをトリガーとして仕掛けていくことで、一般の投資家には見えていない優位性(エッジ)をつかむことが可能になります。
 これはほんの一例ですので、ご自分で様々な分析手法を試して見てください。エッジトレーダーを利用されますと、このように、「見えない相場が見えてくる」のです。



4-1 同銘柄の限月間さや分析(銘柄選択)

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 鞘取りには、前述の異銘柄間の鞘取りと、同銘柄における限月間の鞘取りの2種類があります。ここでは同銘柄における、限月間の鞘取り分析機能を紹介します。

 まず銘柄選択画面で、「さや取り」を選択します。
 次に一番上の「さや設定」で「同銘柄分析」にチェックを入れます。
 それから銘柄を選択しクリックします。(国内銘柄ではなく海外銘柄を選択すると、海外の銘柄表示に変わります)

 同銘柄分析の場合、第一銘柄や第二銘柄といった選択はありませんし、差分析だけに限定されていますので、銘柄を選択するだけで次へ進みます。



4-2 同銘柄の限月間さや分析(さやブロック)

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 まず、一番上の「さやブロック」について説明をします。

異銘柄のブロックとは異なり、同銘柄では限月の並びが上と左で逆になっています。こうすることで、全ての限月の組み合わせが可能になるからです。

 赤枠で示されたところに、当日の鞘と、鞘の前日比が示されています。サヤの値は、先限に近い限月から、当限に近い限月を引くことで求められます。(左の例であれば、12月限から1月限を引いた値が鞘として表示されています)

 斜線に相当する斜めのグレーの枠には、当日の終値と前日比が示されています。

 上部の「最大最小表示」にチェックを入れますと、左上の空白のスペースに、鞘の過去最高と最低が表示されます。表示を消すにはチェックを外します。



4-3 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)@

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 真ん中にあるのは、「さや型チャート」です。さや型チャートとは、各限月の値位置をそのままグラフとして描くことで、鞘の型をビジュアルに見えるようにしたものです。

 さや型チャートには、「価格表示」と「相対表示」の選択が可能です。左の例は相対表示を選択したもので、2003年1月限を基準として、この限月に対し周りの限月がいくら上鞘にあるか、下鞘にあるかを示しています

 さや型チャートの左にあるのは各限月の終値を並べて表示した相場表ですが、相対表示に切り替えると、このように基準限月との価格差を表示します。(基準限月のみは、当日終値を表示)
 基準限月の位置は、常にゼロとなります(鞘型チャートに青の破線で位置表示)。

 基準限月の切り替えは、この相場表の青枠を移動させるか、その下の限月固定足の固定限月切り替えで行います。
 一番下にあるのは、見慣れないチャートだと思いますが、「限月固定足」と呼びます。これは基準限月の値位置をずっと固定したまま、それ以外の限月の価格差を階段状に描くことで、毎日どのように鞘が変化していったかを相対的に見ることを可能にしています。
 現在のバーは黄色で示されています。さや型チャートの下部のスクロールバーで日付を変更すると、こちらも連動して動いていきます。
 また基準(固定)限月の指定は、さや型チャートと連動していますので、相互に基準限月の変更が反映されます。



4-4 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)A

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 それでは、具体的に限月間の鞘がどのように変化したかを、時間を追って見てみましょう。

 左の図は6月21日の時点のもので、1月限が新甫発会したばかりの鞘の状態を示しています。この段階で12月限と1月限の鞘はプラス220円(12月限が下鞘)です。

 過去の例からも、12月限は需要期で高値を出しやすく、1月限は不需要期で売られやすいという特徴を持っていますので、12月限買いの1月限売りという戦略を構築します。

 下の「限月固定足」の推移を見ていますと、12月限がどんどん出世する一方(上方向に伸びる)、1月限は発会後ずっと売られているのがわかります。
つまり12月限を中心に「天狗鞘」となってきています。




4-5 同銘柄の限月間さや分析(さや型チャート&限月固定足)B

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 これは7月15日の鞘を示したものです。
 ついに12月限と1月限の鞘はマイナス300円(12月限の方が上鞘)にも達しています。1ヵ月も経たない間に、520円の鞘の変動となっています。

 真ん中の「さや型チャート」の形が、ぐっと右肩下がりになっているのがおわかりになると思います。

 また「限月固定足」では、1月限が売られると同時に、期近が一気に買い上げられてきている様子が見て取れます。

 このように、さや型チャート」は当日の鞘の断面図を示し、「限月固定足」は鞘の推移を示すことで、過去と現在の鞘の動きをビジュアルに理解することを可能にしているのです。


 限月固定足が全限月の推移を一目でわかるようにしたものであるのに対し、次ページに示す「さやチャート」は、特定限月の鞘のみの過去の推移をチャートに表示したものです。
 「さやチャート」を表示するには、希望の限月組み合わせを赤枠で指定し、「OK」を押します




4-6 同銘柄の限月間さや分析(さやチャート&指標描画)

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 上記の例は、12月限と1月限の鞘の推移をチャートとして表示した後に、右の「指標設定」から、スイングHL(2Bar)と、スイングHLトレンドインデックス(2Bar)、およびストキャスティック(3日)を選択し、描画したものです。
 上部に描かれているのは、12月限と1月限の価格チャートです。このチャートからは、12月限に対し1月限が売られてきた様子がよくわかります。

 このように、同銘柄限月間の鞘取りには、鞘型チャートや限月固定足といった、異銘柄の鞘取りとは異なる分析機能がついています。これらの機能は、限月間の鞘取りを行う人にとっては非常に役に立つ機能です。これらの機能を利用することで、「見えない相場が見えてくる」のです。



5-1 その他機能#1(棒グラフ表示)

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 鞘取り専用のチャート表示のひとつとして、棒グラフ表示が加わりました。折れ線では、変化が見辛いという方は、こちらを押して棒グラフ表示を選択してみて下さい。以下のようなグラフに変わります。(元に戻すには、もう一度同じボタンを押して下さい)



5-2 その他機能#2(始値の鞘表示)

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 Ver1.3.1以降からは、終値ベースだけではなく、始値ベースでの鞘データと鞘チャートの表示が可能になりました。鞘ブロックを表示している画面で、終値ベースか始値ベースかを選択すると、鞘ブロック内のデータ、相場表データ、鞘型チャート、限月固定鞘チャートの全てが切り替わります。  始値に基づいて描いた鞘チャートでは、指標を適用した場合も、全て始値の鞘に基づいて計算がされます。



5-3 その他機能#3(鞘のローソク足表示)

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 終値ベースの鞘チャートを表示しているときに、同時に始値ベースのチャートも描けるようになりました。また鞘のローソク足を描けるようにしました。
 これにより、前日終値ベースの鞘で分析した結果に基づき、翌日の寄付で鞘取を組んだ場合、どのような結果になるかがわかるようになりました。
 ただし適用される指標は、最初に終値を選択して描いた鞘チャートでは、全て終値の鞘に基づいて計算が、始値を選択して描いた鞘チャートでは、全て始値に基づいて計算がされます。



5-4 その他機能#4(対象銘柄のチャート表示切替)

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 鞘チャートの上部に、鞘の対象銘柄が表示されていますが、このチャートのスケールが選択できるようになりました。
 「同軸」「倍率反映」「別軸同時」の3種類から表示法が選択できます。
 また、上部の対象銘柄チャートと、下部の鞘チャートの境目をドラグすると、表示領域を自由に変更することができます。(これは指標を別領域に表示している場合も同様です)



6-1 一代棒(銘柄選択)

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 新しい分析チャートとして「一代棒」が加わりました。
 一代棒とは、先物だけに存在するチャートで、その限月の新甫発会から納会までの間の値動きを、一本のローソク足の中に描いたものです。(次ページのチャートを参照)
 一代棒の選択は、銘柄選択メニューから行います。上部のタブの一番右にある「一代棒」をクリックすると左記の銘柄選択画面が出てきますので、希望の銘柄を選択してクリックして下さい。



6-2 一代棒(描画)

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 一代棒においては、陰線はその限月が発会から納会に向けて下落したことを示し、陽線は逆に上昇したことを示しています。つまり陰線の場合は発会で売って、陽線の場合は発会で買って納会で手仕舞えば、利益が生まれていたことを示しています。
 直近の数本(銘柄により異なる)の一代棒は、まだ納会落ちしていない、現在存在している限月の、現時点における一代棒チャートを示しています。それ以外は全て納会落ちした限月のチャートです。
 陰線が続く限月を売り、陽線が続く限月を買うことで、鞘取りが可能になります。
一代棒は、データの表示がこれまでのものとは根本的に異なりますので、上記のような別ウィンドウが起動して表示されます。
 銘柄選択は、最初のエッジトレーダー内の銘柄選択メニューからも可能ですが、同時に一代棒の中にある銘柄選択メニューからも可能になっています。
 一代棒チャートは基本的に独立したチャートプログラムですので、印刷や各種設定等のその他の機能も、全て一代棒独自のものとなっています。印刷等の操作は全てこちらの画面内から行って下さい

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